以前から気になっていたハイレゾ・オーディオ。
これまでイヤホンやヘッドホンアンプなどにはそれなりに凝ってきましたが、最近好きなアーティストのハイレゾ音源がリリースされていたことをキッカケに足を踏み入れてみました。
今般、私が購入した機器や導入方法などをご紹介したいと思います。
“ハイレゾ”とは…
ハイレゾとは、ハイ・レゾリューション・オーディオ(High Resolution Audio)の略で、CD音源よりも多くの情報量を持った高解像度音源のこと。
CD音源の解像度:44.1kHz/16bit
ハイレゾ音源の解像度:96kHz/24bitや48kHz/24bitなど
<参考リンク>
“ハイレゾ”とは?(Amazon ハイレゾ・オーディオ特集)
現状、一般的なFLAC形式のハイレゾ音源はiTunesのライブラリ上では扱うことが出来ず、iPhone(iOSデバイス)のアプリ上では(ハイレゾ品質で)再生できません。
手軽な方法としては、SONYのWALKMANなどハイレゾ対応ポータブルプレーヤーを使うことですが、音質云々以前にその操作性が私にはイマイチしっくりきません。
そこで、私の(普段の)音楽聴取環境を踏まえ、
・使い慣れたiPhone(iOSデバイス)で聴きたい。
・イヤホン(ヘッドホン)での聴取がメイン。(旅行や出張の際に外出先でも聴きたい)
以上の点に留意して諸々調べてみたところ、ハイレゾ対応のポータブルアンプ(ヘッドホンアンプ)経由ならばiOSデバイスでハイレゾ音源を聴取可能であることが判りました。
ハイレゾ対応ポータブルアンプを選ぶ
まず候補に挙げたハイレゾ対応ポータブルアンプは「Made for iPod・iPhone・iPad」を取得している下記の2機種。
AppStoreではそれぞれ専用のアプリも配布されています。
TEAC・HA-P50-B
TEAC用のアプリ。
*TEAC製の対応機器を接続した時のみ使用可能。
ONKYO・DAC-HA200(B)
ONKYO用のアプリ。
*アプリ内課金で他社製の対応機器でも使用可能。
ONKYOとTEACは資本提携しており、この2機種はほぼ同スペックと思われたので市場価格が比較的リーズナブルだったHA-P50(TEAC)を選択。
また、同アンプはパソコンからのUSBオーディオ入力もサポートしており、無償配布されているTEAC HR Audio Playerを使ってMacからでもハイレゾ再生が可能です。
イヤホンを選ぶ
せっかくのハイレゾ音源なので、ハイレゾ対応のイヤホンを物色してみました。
私は普段深夜に音楽を聴き込むことが多いのでスピーカーよりもイヤホン(ヘッドホン)派です。
ハイレゾ関連製品のラインナップが比較的豊富なSONYのイヤホンから、ハイレゾ対応では一番リーズナブルなXBA-A2を選択。ダイナミック型とバランスド・アーマチュア型(2基)のドライバーユニットを搭載したハイブリッドタイプのイヤホンです。
ソニー 密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-A2
さて、ひとまずこれでハイレゾ音源を聴く環境が整いました。
次回のエントリー(後編)ではハイレゾ音源の入手からiPhoneへの転送・聴取までをご紹介します。
<参考リンク>
・ハイレゾ対応USB DAC/ヘッドホンアンプ
・ハイレゾ対応イヤホン・ヘッドホン
・ハイレゾ対応ポータブルプレーヤー
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ヘッドフォンではあまり違いがわかりません。是非、それなりのオーディオで聴くこともお勧めします。私は二年ほど前からHRAを楽しんでいますが音の奥行きや広がり、各音の粒立ちが全く違います。ちらりと写っている、Norha Jones,素晴らしい声の持ち主ですよね。録音もいいし、ベストチョイスだと思います。私も愛聴してます。CDと比較して聴くと音の違いに驚きます。
コメントありがとうございます。
あまり高価なスピーカーは持っていないのですが、スピーカーでも試聴しました。音の深みというか音場の広さの違いに驚きました。Norha Jones、私も大好きです。