BABYMETAL at Sonisphere Festival 2014(7/5 Knebwaoth, UK)

 
 

***この記事について***
アップル製品やガジェット等との関連性は一切ありません。
(昨年末から私がハマっている)メタルダンスユニット・BABYMETALおよびメタル系音楽についての極めてマニアックな内容です。興味をお持ちの方のみご覧ください。

BABYMETALについては、下記(当ブログ内の別ページ)に概略と私自身の思いを纏めていますので、この記事内での詳しい説明は省略させていただきます。

・about BABYMETAL
 

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7月に訪れた英国。目的は「BABYMETAL WORLD TOUR 2014」(UKでの2公演)に行くことでした。

もはや“オッカケ”と言われても仕方ありませんが、スケジュール調整など紆余曲折の末に渡英を決意。
7/5 Sonispeher Festival(メインステージ)と、7/7 The Forum, London(単独公演)を観に行きました。
私にとって人生最大の遠征となったライブレポートです。
 

BABYMETAL at Sonisphere Festival 2014
 
7月4日〜6日の3日間、英国ネブワースパークで開催されたSonisphere Festival 2014
ネブワースと云えば、1979年のLed Zeppelin復活ライブをはじめ、Queenがオリジナルメンバーでのラストライブを行った歴史ある聖地。Sonisphere Festivalは欧州各地でサーキットを行う欧州屈指のメタル・フェスティバルです。
 


 

広大なフェスティバル会場

7月5日朝。
会場のネブワースへはロンドン・King’s Cross St. Pancras駅から急行列車で30分弱。
最寄りのStevenage駅から専用シャトルバスで会場へ。

King's Cross St. Pancras駅構内

King’s Cross St. Pancras駅構内

最寄りのStevenage駅

最寄りのStevenage駅


 

海外の音楽フェスティバルに行くのはもちろん初めてのこと。
Sonisphere Festeivalはテレビで過去の映像を何度か観ていましたが、先ずは会場の広大さに驚きました。
最初の入場ゲートから延々と来場者向けの有料キャンピングエリアが続き、ステージがあるエリア(下記MAP)に辿り着くまで徒歩約30分。英国特有の空模様の中、ようやくメインステージに到着。
午前10時半頃、センターの通路を挟んだ下手側PITの最前エリアに入りました。

最初の入場ゲート

最初の入場ゲート

歩くこと30分…ようやく見えたメインステージ

歩くこと30分…ようやく見えたメインステージ

APOLLO STAGE(メインステージ)前に到着

APOLLO STAGE(メインステージ)前に到着

ステージエリアのMAP(左下がメインステージ)

ステージエリアのMAP(左下がメインステージ)


 

それぞれのライブはメインステージ(APOLLO STAGE)とセカンドステージ(SATURN STAGE)で交互に行われるシステムで、BABYMETALはメインステージの二番手。(BABYMETALは当初小規模なBOHEMIA STAGEに出演予定でしたが、発表後の反響の大きさから主催者によって急遽メインステージに変更されたのです。)
メタルに詳しい人ならば、今回の出演ラインナップを見てメインステージへの抜擢がどれほど凄いことなのかを容易に理解できると思います。

フェスティバルのLINE UPポスター

フェスティバルのLINE UPポスター

7/5のタイムテーブル

7/5のタイムテーブル(BABYMETALはメインステージの12:10〜)


 

本場メタラーが占拠する“完全アウェイ”な現場

メインステージ一番手のプログレメタル系・TesseracT(テッセラクト)のステージはとてもカッコよかったのですが、PIT内の密度はまだまだ余裕がありオーディエンスのノリもそれなり。オープニング辺りの雰囲気は所詮この程度なのか…と思っていたところ、12時が近づくに連れて明らかに先程よりも大勢の現地メタラーが押し寄せてきました。

ステージではフラッグの吊り込み〜サウンドチェックを経て、いよいよBABYMETALのターン。

1曲目 -BABYMETAL DEATH

1曲目 – BABYMETAL DEATH


 

現場は一見して、メタルの本場・英国メタラーが占拠する完全アウェイな雰囲気。
オープンングムービーに続いて「BABYMETAL DEATH」のイントロではYUIMETALがマントを上手く脱げなかったり、MOAMETALの(イヤモニにトラブルが発生して)動き(振り)が滞るなど緊張ムード。
(私自身も変な汗が出ました…)

しかし、SU-METALはこの期に及んで余裕の表情。
聴衆を見渡した彼女が(満足げに)不敵な微笑みを浮かべたことはファンにとっては既に有名なエピソード。

sonisphere_babymetal2
 

私が居た前方のエリアではオープニングから予想以上に盛り上がっていましたが後方の様子は全く判らず…。
続く「ギミチョコ!!」でのコール&レスポンス時に大型ビジョン映し出されたオーディエンスの俯瞰映像を見て唖然。
遥か後方まで人で埋まっている!(発表によると6万7千人?)

*Dana Yavinさん(BABYMETALオフィシャルフォトグラファー)撮影

「ギミチョコ!!」でのコール&レスポンス
*撮影 – Dana Yavinさん(BABYMETALオフィシャルフォトグラファー)


 

私の周りでは現地の人の多くが、“なんちゃって日本語”で歌い、
神バンド(サポートバンド)のソロ・パートでは大声援。
最初は斜に構えていたガチ・メタラーな人たちが身体を揺らし始め、
段々と盛り上がってゆく様が手に取るように判り、それがとても感動的でした。

そして、終盤は「We want more !!」&「One more song !!」コールと大喝采。
あっという間の30分。しかし、確実にUKメタラーをねじ伏せた30分。
この30分を観るだけでも遥々UKまで来た価値があったと思えるほどのステージでした。
 

ラスト「イジメ、ダメ、ゼッタイ」でのWall of Death

 

BABYMETALのメインステージ出演(変更)が発表された当時、フェスティバルのFacebookページでは「貴重なメインステージの時間をこんな奴らのために割くのは愚行だ…」といった否定的なコメントが多数寄せられていましたが、この日のステージを見た主催者はきっと「してやったり!」と思ったに違いありません。 
 

【SET LIST・7/5 Sonisphere Festival(APOLLO STAGE)】

 1. BABYMETAL DEATH
 2. ギミチョコ!!
 3. Catch me if you can
 4. メギツネ
 5. イジメ、ダメ、ゼッタイ

 

【BABYMETAL in Sonisphere Festival UK 2014 fan cam Compilation】
 (*ファン撮影の映像によるステージ全編)


 

想像とは真逆だったフェスの印象

当初はブーイングやビール瓶が飛び交う辛辣な現場を想像していましたが(少なくとも私が見た限りでは)全くそのようなことは無くとても平和な雰囲気でした。
現地の人々はみんなフレンドリーで、多くの人から…「どこから来たの?」〜「日本からだよ!」〜ハイタッチという具合。この日私と連れはBABYMETALの「巨大コルセット祭りTシャツ」に「骨パーカー」という(完全ベビメタ仕様の)コスチュームだったのですが、いろんな人に写真を撮られたり、ライブ終了後は「それ(骨パーカー)どこに売ってるの?」と尋ねられることも度々。

今回のフェス参戦で何よりも印象的だったことは、現地の人たちはみんな心からフェスを楽しんでいると感じたこと。また、お爺ちゃん、お婆ちゃんと呼ばれるような年齢のカップルが仲良くアイアンメイデンのTシャツを着て歩いている姿を幾度と見て、英国ではメタル(ロック)文化がしっかり根付いていることに感動したとともに、そんなお国柄をとても羨ましく思いました。
 

この2日後、欧州ツアー・ファイナルのロンドン単独公演へ・・・。(続く)
 

物販コーナー(ベビメタTシャツは大人気)

物販コーナー(ベビメタTシャツは大人気)

会場内に立ち並ぶ様々な飲食店や雑貨店

会場内に立ち並ぶ様々な飲食店や雑貨店

この日の”フェスめし“ チリライス(上)とタイ・チキンカレー(下)(どちらも美味!)

この日の”フェスめし“ チリライス(上)とタイ・チキンカレー(下)
(どちらも美味!)


 

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ヘドバン PRESENTS 史上最高の英国メタル・フェス完全レポート&永久保存版!
 


 
 

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