(本エントリーについて)
2001年に初代iPodが発売されて以来、使い続けてきた歴代モデルへのオマージュを込めてオフィスの本棚に作った小さなiPodミュージアムを紹介するシリーズ記事です。
*過去のシリーズ記事
・Shelf-1 初代モデル編
Shelf-2 PRODUCT(RED)編
2番目の本棚には歴代PRODUCT(RED)のモデルを並べました。
PRODUCT(RED)のiPodはスペシャルエディションとしてオンラインまたは直営店舗のApple Storeでのみで販売されているモデルです。
PRODUCT(RED)とは、その製品購入金額の一部が「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付される仕組みで、世界基金支援日本委員会ホームページに発足の経緯などが紹介されています。
(*世界基金支援日本委員会ホームページより抜粋)
プロダクト(RED)とは、グローバル消費財メーカーが、(PRODUCT)RED という共通ブランドの商品を開発・販売することで挙げた収益の一部を世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)に寄付することによって、アフリカのエイズ対策プログラムが支援される仕組みです。ロックバンドU2のボノと、国際NGOであるDATAのボビー・シュライバーが発起人となり、2006年1月26日、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムで発表されました。
パートナー企業による商品の販売収益のほか、キャンペーンやイベントなどによって集められた資金は、プロダクト(RED)を運営するREDによって管理費を差し引かれることなく100%の金額が世界基金に送られています。
iPod nanoシリーズ
iPod初のレッドモデルは2006年に登場したnano第2世代でした。
(ピンクやブルーなどのカラーバリエーションが登場しパッケージが透明になったのも本世代)
以降、現行モデルの第7世代(2012〜)まで初代を除く全世代でレッドモデルがリリースされています。
レッドと云っても世代によってその色合いは様々で新しいモデルが登場する度、マニアの間で賛否両論が巻き起こったことも楽しい思い出です。
<各世代の概要> *参考サイト – iをありがとう
iPod shuffleシリーズ
shuffleでは第2世代(2007)と第4世代(2012)でレッドモデルが登場。(何れも第2期から発売)
第2世代のshuffleは背面クリップと(後に)カラーバリエーションが追加され、よりファッション性が強調されたモデルでした。
nanoと同様、この2モデルでもレッドの色合いが異なります。興味深いのはそれぞれ同時期に発表されたiPod nanoの色合いを継承している点。アップルではその年のカラーリングにおけるポリシーやトレンドをシビアに策定していたのかも知れません。
<各世代の概要> *参考サイト – iをありがとう
iPod touch
touchのレッドモデルが登場したのは第5世代(2012)。それまでのtouchは背面に(iPod classicシリーズの)鏡面ステンレスが使われていましたが、本モデルからデザインが一新され背面がアルミニウムとなり6色のカラーバリエーションが登場しました。
背面ステンレスのデザインを気に入っていた私は、レッドモデルの登場を喜びつつも少々複雑な心境でした。
<iPod touch第5世代の概要> *参考サイト – iをありがとう
iPodのレッドモデルに魅せられた私は、その後もiPadケースやモバイルバッテリーなど(PRODUCT)REDの製品を好んで買い求めるようになりました。
現在では各メーカーから様々な(PRODUCT)RED製品が販売されています。
続く3番目の本棚は…現在陳列中です。
この記事へのコメントはありません。