(プロローグ)
2014年の年明けから少しずつクローゼットに眠っていた旧型iPodを整理して、オフィスの本棚に念願だった小さなiPodミュージアムを作りました。
2001年に初代iPodが発売されて以来、全シリーズ(全世代)のiPodを使い続けてきました。
それぞれの機種にそれぞれの思い出と音楽が詰まっています。
iPodと云えば、今ではiOSを搭載したiPod touchが主流。iPodの登場から12年余りが経過した今、初期のiPodシリーズを知らない世代の方もいらっしゃるかと思います。
本エントリーは、そんな歴代iPodへのオマージュを込めたシリーズにしたいと思います。
極めて自己満足な内容ではありますがよろしければご覧ください。
Shelf-1 初代モデル編
最初の本棚には各シリーズの第1世代モデルを並べました。
<各モデルの概要> *参考サイト – iをありがとう
*容量と価格は発売当初のものです。
携帯音楽プレーヤーとしてはまだMD/CDプレーヤーが主流だった2001年。初代iPodを購入したのは熱烈なアップルファンと一部のアーリーアダプターだけだったと思います。しかし、2004年に5色のカラーバリエーションで発売されたiPod miniは世界的に大ヒット。国内でも女性を含む多くのユーザーを取り込んで一気にiPod人気が加速したと記憶しています。
iPod miniの発売当時、私の周りでも購入者が続出。私自身はアルマイトの筐体になったiPod miniよりも鏡面ステンレスのオリジナルiPodを好んで使っていました。
映画「スティーブ・ジョブズ」でも描かれた有名な場面です。
初めてフラッシュメモリが採用されたiPod。(液晶ディスプレイを持たず)ネーミングの通り再生順を本体任せにするという従来とは異なるコンセプトが斬新でした。
シリーズ中最も小さく容量も最少でしたが、好きな1アーティストの“ベストコレクション”や特定ジャンルの曲だけを転送するとか、ある意味マニアックな使い方をするのも魅力でした。
紙製ながら現在のように本体そのものを見せるパッケージもこのiPodが最初だったと思いますので、あえて箱に戻して飾りました。(笑)
iPod nanoはiPod miniの後継機種として2005年に登場し、これに伴いiPod miniは生産終了となりました。
(バッテリー発火事故等によりアップルが交換を受け付けるなど)何かとトラブルの多いモデルでしたが、ポリカーボネート(表面)と鏡面ステンレス(背面)によるオリジナルiPodをそのままスリムにしたような外観は個人的に同シリーズ中一番好きなモデルです。
日本国内でiTunesミュージックストアがオープンしたのも発売とほぼ同時期でした。
初代iPodの発表を彷彿させるもので、これまた印象的でした。
初代iPhoneの発売から約3ヶ月後、iPhoneと同様のインターフェースを持って登場した全く新しいiPod。
カメラとスピーカーは搭載されなかったものの、国内で発売されなかった初代iPhoneのU.I.を体感したくて購入した方も多かったこととと思います。
マルチタッチ・無線LAN搭載・インターネット閲覧など、iPodは新たなスキームに突入したのだと実感したモデルでもありました。
iPodに関わらずアップル製品の初代モデルは例外なく驚きと反響を以て登場するので最初の本棚にピックアップしました。2番目の本棚は、そのうちまた…。
この記事へのコメントはありません。